====== さくらインターネット - Rubyのインストール ====== ===== デフォルトシェルをBashにする ===== SSHログインした後、以下コマンドでBashのパスを確認する。 $ cat /etc/shells Bashは/usr/local/bin/bashにあることが解る。 /bin/sh /bin/csh /bin/tcsh /usr/local/bin/bash /usr/local/bin/rbash /usr/local/bin/zsh /usr/local/bin/rzsh /usr/bin/passwd chsh -sを使ってログインシェルを変更する。 $ chsh -s /usr/local/bin/bash 再ログインしてデフォルトシェルがBashになっているか確認。 $ echo $SHELL ~/.bash_profileを作成する。 $ vi .bash_profile ログイン時に~/.bashrcが読み込まれるよう以下を書き込んで保存する。 if [ -f $HOME/.bashrc ]; then source $HOME/.bashrc fi 同様に~/.bashrcに環境設定を書き込んでおく。 export LANG=ja_JP.UTF-8 export PATH=$HOME/.rbenv/bin:$PATH export TMPDIR=$HOME/tmp eval "$(rbenv init -)" ===== gitを使ってrbenvとruby-buildをインストールする ===== gitからクローンしてくる。 $ git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv $ git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build ===== rbenvを使ってRubyをインストールする ===== インストール可能なバージョンを確認する。 $ rbenv install -l バージョンを指定してインストールする。 $ rbenv install X.X.X rbenv rehashを実行して環境を再設定する。 $ rbenv rehash インストールしたバージョンをデフォルトにする。 $ rbenv global 2.4.4 ===== gemをインストールする ===== gemは通常どおり $ gem install XXX 但しhttps(SSL)通信に失敗して以下のエラーが出ることがある。 Unable to download data from https://rubygems.org/ - SSL_connect returned=1 errno=0 state=SSLv2/v3 read server hello A: tlsv1 alert protocol version (https://api.rubygems.org/specs.4.8.gz) その場合はhttp(非SSL)通信を指定することで暫定的に回避できる。 $ gem install XXX --source http://rubygems.org/ ===== Rubyプログラムの設定方法 ===== 1行目に以下を指定することでインストールしたRubyを使用できる。 #!/home/USERNAME/.rbenv/versions/X.X.X/bin/ruby gemのrequire時にパスが見つからない時は$LOAD_PATHにパスを追加してからrequireしてみる。 $LOAD_PATH.push("/home/USERNAME/.rbenv/versions/X.X.X/lib/ruby/gems/X.X.X/gems/GEMNAME-GEMVERSION/lib"); require "GEMNAME"